2019年4月20日(土)に千葉県にある長生村文化会館で、長生村を舞台にしたプロモーション映画『長生ノスタルジア』の完成披露上映会が開催されました。映画上映後には舞台挨拶が行われ、エレファントストーンの安田瑛己監督とキャストが登壇。約1年をかけて長生村へ通い撮影された本作の撮影秘話やエピソードを披露しました。
エレファントストーンでは、当日に都合がつく社員みんなでバスに乗って長生村を訪問。長生村にお住まいの方々と一緒にイベントを楽しみました。
そんな1日の様子を写真とともに時系列でレポートしたいと思います。
▼09:40 渋谷に集合
ちゃんとした観光バスが用意されていました。よく見ると、なんと「株式会社エレファントストーン様」と書いてあります。
休日にもかかわらず、社員の約半数が集まりました。
▼10:00 長生村へ
途中でお昼休憩をはさみつつの、片道約2時間の旅です。
ずっと続く海。
▼13:00 会場到着
長生村文化会館に到着しバスを降りると、空の広さにびっくり。高い建物がなく、自然豊かで、穏やかな空気が流れています。
館内は映画のポスターや看板、フライヤーで彩られていて、”ああ本当に、はじまるんだな”と実感。続々と村にお住まいのみなさんがご来場されていました。
入場時には、長生村のイメージキャラクターの太陽くんのクリアファイルとボールペンをいただけました。今回の写真撮影を快く担当してくださった、安田監督の大学の先輩、嶺ディレクターもこの笑顔。
”一体、どれくらいの人が観に来てくれるんだろう?”
まったく想像できなかったのですが、いざ入場してみると、会場を座席を埋め尽くすほどのたくさんの方がご来場してくださっていました。
完成した作品を観るのは、エレファントストーンの社員も初めて。
そして、キャストのみなさんもこの日が初めてとのこと。
▼13:30 完成披露上映会、舞台挨拶
まずは村長の小髙陽一様がご挨拶。元気で気さくな村長のおかげで会場の空気が一気にあたたまり、上映会がスタートしました。
映画は会場となっている長生村文化会館のシーンからはじまります。村の四季折々の情景やイベントが織り込まれた、約30分の物語。
時折「あの場所だよね」と話をしながら、村のみなさんも楽しそうにご覧くださっていました。
上映会後には監督、キャストが登壇。初めて長生村に訪れた時の印象や撮影秘話、そして本作の魅力を披露しました。
イベントの詳細は「映画『長生ノスタルジア』完成披露上映会 & 舞台挨拶レポート」をご覧ください!
ちなみに舞台挨拶後には村長から監督キャストのみなさんへ、長生村の特産品「アイガモ農法によるお米」が贈られました。
終了後には会場に集まった観客と出演キャストが話をする場面も。終始和やかな雰囲気で完成披露上映会と舞台挨拶が終了しました。
▼14:30 上映会の帰り道
私たちのバスへ、舞台挨拶を終えた安田監督がやってきてくれました。車内を見渡しながら「みなさん今日はありがとうございます。すごい人数だなぁ」と一言。
本当にお疲れ様でした!
ところで、映画の中で青のりの収穫作業のシーンが出てくるのですが、これは特産品のひとつなんですね。
村長曰く、青のりは「一松の方々の汗の結晶」、そして「長生村の宝」。毎年収穫できるわけではない、とても貴重なものです。
撮影で10回も行ってる監督も”この青のりを食べられなかったことが残念……”と話していたのですが、そんな声を聞いた村長が、ご自宅に残っていた青のりを、監督やスタッフ、そして私たちにまでおすそ分けをしてくださいました! 本当にありがとうございます。
ほんのり海の香りがする、青のりのおにぎり。帰り道にみんなでおいしくいただきました。
映画の余韻に浸りながらの帰りのバスは、みんなぐっすりでした。
映画「長生ノスタルジア」は主人公・アカリが仕事を辞めて、父が一人で暮らす長生村に戻るところから始まります。一度離れた村での暮らしに、不安を抱きながら過ごす日々。春、夏、秋、冬と巡る季節のなかで、ふと忘れかけていた昔の記憶が蘇えり、村の良さを再発見していくというストーリーです。
長生村にお住まいの方、長生村の出身の方、そして長生村に行ったことがない方も、きっとみなさん、この映画に登場する誰かしらの人物、どこかしらのシーンに、共感できるのではないかなと思います。
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