INITIATIVES
プライディングカンパニーとしての取り組み
高尚なビジョンや社会に貢献するパーパスも、一晩で生みだされたものではありません。小さな疑問や問いから始まり、誰かとの出会いや知識との遭遇を経て、人や企業を代表する支柱になったのだと思います。そして、その原点にあるのは「想い」なのだと考えています。小さな想いというものが根を張り、大樹へと育っていく。だからこそ私たちは、その「想い」にフォーカスをあてて映像を制作してきました。人、企業、街が持つ「想い」に真正面から向き合い、自分たちでさえ気づかないような魅力を発見すること。そして、その魅力を磨き、輝かせていくこと。そうやって「想い」をカタチにする作業の中で、小さかった「想い」が、自分たちを象徴する「誇り」へと変わっていく。一手間も二手間もかかる映像制作という作業だからこそ、自分たちと深く会話するきっかけとなるのかもしれません。
映像制作という名の、誇りづくり。それが、私たちプライディングカンパニーの在り方だと思います。
映像制作というものが身近になった世の中で、私たち"映像制作に携わるもの"たちの価値とは何か。考え続けた先に見えた答え、それが「プライディングカンパニー」としての映像づくりです。目には見えない「想い」を象り、その強さや魅力を磨き込む。そして、想いの宿った映像を広め、輝かせる。その一連の流れの中で、クライアントの胸の中にあった「想い」を「誇り」へと育てていく。それこそが、新しい映像のつくり方であり、映像が持つ可能性の追求なのだと考えています。
そしてこれからは、「プライディング」を標榜する者としての責任も自覚しなければなりません。誇り化を支援するのであれば、まず自分たちが「誇りをもって生きる姿」を見せていること。そして、それを実現する「制度や仕組み」を整えていること。
正しい考え方だけではなく、それを実践する環境を整備し、これまでの映像業界にはなかった、新しい時代の新しい映像づくりを体現していきたい。そして、誇り化を支援する会社としてふさわしい姿を見せていきたいと思っています。
鶴目 和孝
代表取締役CEO
KAZUTAKA TSURUME
制度・取り組み
SYSTEM & INITIATIVES
CRMの導入
顧客管理システムによって
作業工数を数値化
専門的な作業が多い業界だからこそ、わかりやすく明瞭な見積もりを作成すべきである。そんな考え方のもとで取り入れられたのが「CRM(顧客管理システム)の導入」です。企画~撮影~編集に関わるクリエイターの作業工数をデータ化し、適切な工数や作業時間に基づく正確な見積もりが作成可能になりました。また、予算や作業時間を設けることで「アイデアが出るまで漫然と時を過ごす」や「徹夜して作業する」といった業界内に放置された従来の固定概念を排除し、合理的にクリエイティビティを発揮しようとするマインドの醸成や労働環境の改善に繋がっています。
パオン制度
社内通貨を用いて
社員の貢献度を可視化
複数人の技術やアイデアがあって出来上がる映像作品。そこに関わる全ての人が、お互いに「パオン通貨」を用いて発注し合うことで、案件への貢献度を可視化しています。これにより案件を率いるリーダーやメインスタッフのみならず、今まで貢献の実感がわきずらかった新人スタッフにもスポットライトを当てることが可能になりました。また当制度によって、各スタッフが独自の価値を意識するきっかけにもなっており、クリエイター一人ひとりが独自の強みを意識して働くことで、個の発掘のみならず、個の磨き込みにも役立っています。その他、貢献の数値化によって、リモートワークやフレックスタイムなど、働き方の判断基準としても機能しています。
全員クリエイター
全員ビジネスパーソン
社員全員が課題解決策を
クリエイトするビジネスパーソン
エレファントストーンでは、クリエイティブ職のみならず、経理やマーケ等、どのポジションで働いていようとも“想像力を発揮し、目の前の課題に対して解決策をクリエイトする”という考え方を持っています。そのため、どのポジションであっても育成期間をおえると「クリエイター」というグレードが与えられます。また当社では、クリエイターはビジネスパーソンでもあるという考え方も持っており、「クリエイターだからしょうがない」と思われることがないように、ビジネスマナーはもちろん仕事の進め方やマネジメントについてなど、ビジネススキルを養うための研修を取り入れています。
チャレンジ支援
クリエイターが自分の
可能性に挑戦できる仕組み
エレファントストーンでは、クライアントワークではなくクリエイターが自由に作品作りを行えるアウターブランディングサイト『bacter』の運営をはじめ、セミナーや勉強会への参加をサポートする『自己啓発支援制度・社内勉強会』や利益貢献性だけではなく新規性や将来性・創造的価値の判断軸でチャレンジを許可する『チャレンジ制度』など、クリエイティビティをもっと向上させたいと願う社員向けの各種支援を実施しています。一人ひとりのクリエイターが独自の強みや魅力を意識し、個性を伸ばせる環境づくりや挑戦や好奇心を受け入れる社内環境を整えています。
クリエイター交流
社内にとどまらず
多くのクリエイターとの交流
映像業界のみならずクリエイティブ業界全体が抱えている課題を共有し、業界全体の環境改善を図るため、積極的に交流会や共催セミナーを実施しています。また、映像に関するさまざまなノウハウやクリエイティブ会社としては珍しい社内制度や取り組み、考え方など、この業界の発展につながる考えやノウハウを当社オウンドメディア『ZOOREL』で定期的に発信し、業界全体の環境改善と地位向上に寄与していきます。