当社は、コーポレートスローガン「FOCUS ON YOUR HEART. あなたの想いは、象れる」と、ミッション・バリュー・ビジョンの実現へ向けて、日頃の業務を行う際の判断基準となる6つの『行動指針』を掲げています。
今日は、前回に引き続きその二つ目、【共感し、感謝し、想いをかたどろう。】をテーマに、この指針に込められている想いを様々な角度から紐解きつつ、この指針を表現する為に制作した新作ムービーのご紹介もします。
最後までお付き合い頂ければと思います!
「想いをかたどる」って?
当社のコーポレートスローガンにも含まれている「想い象る(かたどる)」という言葉ですが、これがどういうことなのか、皆さんイメージは湧きますでしょうか?
エレファントストーンでは、対お客様のお仕事で「想いをかたどる」ことについてこのように考えています。
私たちに映像づくりに関して何かご相談してくださる方というのは、皆さん必ず何かしらの課題や実現したいこと、真剣な想いなどを抱えていらっしゃいます。
その際、その想いというのは、必ずしもはっきりと明言化はされていないことも多いのですが、そこで相手にとことん寄り添い、想像力も発揮しつつ(行動指針#01と同様ですね)、その「目に見えない想い」を汲み取っていく過程というのがとても重要になってきます。
そうやって汲み取った想いを真に理解した上で、それを映像という形で表していくことが、私たちが行う映像づくりであり、「想いをかたどる」ということなのです。
「想いをかたどる」ために必要なことって?
では、具体的にどうしていけばより良く「想いをかたどる」ことが出来るのでしょうか?
「想いをかたどる」をテーマとし、社内でもワークショップや全社会議でのプレゼンなどを行い、メンバー皆でこの言葉の意味について考え、意見を交わしました。そこで、メンバーから出てきた意見なども踏まえつつ、「想いをかたどる」についてもう少し見ていきましょう。
まず、社内のある班からは、以下のような意見が出ました。
なるほど、実はこれってあらゆる「想いをかたどる」に当てはまるのかもしれません。
例えば映像企画の提案を例としてみると、以下のように捉えられます。
想いの「顕在化」では、事実を掴むためにお客様への丁寧なヒアリングや様々な方面からのリサーチを重ねることで、「何が大切なのか」「何をするべきなのか」そして「なぜしたいのか」という想いを浮き上がらせることが出来ます。
そして「具現化」のステップでは、事実を元に「想い」を解釈し、そこにしっかりと合ったコンセプトやストーリーの設定をします。
最後に「解決策を示す」際には、それまでのステップを元に最適な映像の構成や表現手法などをご提案していきます。
共感し、感謝し、想いをかたどるということ
この行動指針では、コーポレートスローガンとは異なり、「想いをかたどる」という文言の前にあえて「共感」と「感謝」が加えられています。では、この「想いをかたどる」中で、どうして「共感」と「感謝」が大切なのでしょうか。
まず、相手の立場になって共感をすることによって、相手の想いを真に理解することが出来るようになります。
その「共感」をするためには、相手についてどんどん知ろうと努めることが何よりも重要で、上記の例で言うとヒアリングやリサーチを重ねた上での「顕在化」のステップがまさにそれですね。
ある班からは、「相手と同じ温度感を共有できている時に、相手の想いがかたどれる」という意見も出ました。
ここで言う同じ温度感とは、お互い同じくらいの熱量を持っていたり、言葉にせずともその企画や仕事に対する想いが共有できていたり、さらには相互にリスペクトができている状態を指します。
これらの状態って、まさに相手に「共感」が出来ている状態だと思いませんか?
また、リスペクトというのは感謝とも捉えられる言葉ですが、感謝とひとことに言っても、「私に想いを話してくれてありがとう」「私が知らないことを教えてくれてありがとう」「私を信じて頼ってくれてありがとう」「一緒に楽しんでくれてありがとう」など、場面によって様々な「ありがとう」が出てくるかと思います。
こういった様々なありがとうをいつも胸に、そして相手に伝えながら仕事をすることで、それが社内であっても社外の方と一緒であっても、お互いに気持ち良く楽しく最善を尽くして仕事が出来る、そう考えてエレファントストーンのメンバーは日々業務に取り組んでいます。
行動指針02【共感し、感謝し、想いをかたどろう。】のムービーが完成!
今回この行動指針を表すムービーを制作するにあたり、当社を代表して、経営戦略室の秋山を出演者として起用しました。ムービーのナレーションや構成を考えていく中で、秋山にインタビューも実施し、本人の【共感し、感謝し、想いをかたどろう。】に対する考えを紐解き、ムービーにも反映しています。
「想いをかたどる」ために大事なのは「なぜそれをしたいのか」ということなのだと思います。これは目には見えにくいものなのと、お客様でさえ明確に言語化できないこともあると思うので、お客様に聞いたり、調べたり、何を求めていらっしゃるのかを想像したりして、紐解いていくことが象るためには必要なのだと思います。
というのも、同じ「会社紹介映像をつくりたい」というオーダーでも、「なぜ会社紹介映像をつくりたいのか」は一社一社異なります。今エレファントストーンもコーポレートムービーの制作が絶賛進行中ですが、このムービーを作るという背景にも、エレファントストーンの誰かの想いが起点にあったはず。でもそれは他の会社と同じ想いではなくオリジナルのものです。
だからこそ、映像を制作するときにはこの想いをしっかり汲み取っていかないと、その会社の「想い」に寄り添ったものが完成しないのだと思います。
──秋山インタビューより
そうして完成したムービーがこちらです!
今回は、出演をした秋山へのヒアリングも重ねつつ、本ムービーのナレーションを作成した登(同じく経営戦略室所属)からのコメントを最後にご紹介します。
<<ナレーション作成担当 登のコメント>>
入社してから1ヶ月と経たない頃、「このナレーションを考えて!」って言われたのを今でも覚えています。当時の率直な感想としては「素敵な言葉だな、でも、どうして制作ポジションではない秋山さんが……?」と疑問にも思う節もありました(経営戦略室は、映像制作以外の業務を行うポジションです)。
ムービーにもあるように、エレファントストーンに仕事を依頼してくださるお客様の真の気持ち、それに触れられときに、感謝が生まれて、より良い映像作品となる。それはその通りだと思うのですが、これって何もクライアントワークだけじゃないなと(仕事にちょっと慣れ始めた今)しみじみ感じます。
秋山さんと私の所属する経営戦略室というポジションでは、社内で完結する仕事も多いのですが、必ず仕事を依頼してくれる上司なり、他のポジションの方なりが「こうなったらいいなぁ」という想いを持っていると思うんです。
もし、時間が許されるのであればもう一度今回のムービーを見てほしいです。「映像制作」ではなく、どんな仕事にも共通することが伝わるのではないでしょうか。
秋山さんは相手の想いを汲み取る姿勢、相手へのリスペクトの気持ちがパーフェクトなんです。それは同じ部署でなく、エレファントストーンの社員みなさんが思っていることと思います。だからこそ、このフィロソフィーの出演者に選ばれるべくして、選ばれたのだと。
あとは、シンプルにかっこいいですよね映像が。自分の作ったナレーションがこういう形になったのが素直にうれしいです。