もっと新しい世界へ、私たちが創る未来。

株式会社 USEN様は「お店の未来を創造する」をミッションに掲げ、店舗BGMからレジ、通信、防犯カメラ、デジタルサイネージなど店舗の開業と運営をトータルにサポートするサービスを展開しています。 最新のITソリューションの導入などにより創り出された時間やスタッフの労力を、本来お店が提供すべき「人と人とのコミュニケーション」に注いでいくことを目指しています。

株式会社 USEN様のコーポレートサイトリニューアルに伴い、コンセプトである「お店の未来を創造する」を伝えるWEB TOP動画を制作しました。

同社が店舗にかかるBGMをはじめとした音楽放送サービスのみならず、通信、レジ、決済など、店舗運営の全体をサポートする企業であることを視覚的に伝える映像表現を目指しています。舞台も“少し未来のお店”に設定し、オリジナルで制作したCGの「光の線」が店舗内を駆け巡りながら、様々なサービスを紹介していくストーリーに。今後どのようなシステムを創り出すのかをヒアリングして、未来のデバイスをアニメーションやイラストで制作。お店の営業風景の一連の流れとともに少し未来のサービスを登場させることで、同社が店舗運営全体に関わっていることをイメージしてもらいやすくなるような内容に仕上げています。

「本来は通信、レジ、決済など、店舗運営全体のサポートをする企業であるにもかかわらず、店舗にかかるBGMの音楽放送サービスの会社というイメージが先行してしまう」といった課題を抱えていらっしゃいました。

代表様や担当者の方に「店舗運営をトータルサポートしていることを広く知ってもらいたい」そして「「お店の未来を創造する」というコンセプトを一つのストーリーで伝えたい」というご相談をいただきました。BGMの会社というイメージを払拭できる内容に加え、店舗の未来を考え歩んでいる企業であることを訴求するための動画制作のご依頼でした。

当初、動画の内容はお客様のご要望でもある「ストーリーで表現する」に近づけたものでした。コンセプトワード「お店の未来を創造する」をどのように表現していくべきかを紐解くところからはじまり、USENが店舗経営者と一緒にお店を創造していく、お店の未来を見据える存在であると考えました。そこから導き出したのが、主人公がお店を開業、運営するまでのサクセスストーリーです。

そこでふと思い直したのが「BGM制作以外も行っていることを再周知させたい」というお話。もしかしたらリブランディングの要素があるのではと考え、サクセスストーリーとは別方向の企画も一緒にご提案。主人公が店舗運営を開始するまでのストーリーではなく、BGMのみならず店舗の至るところにUSENが関わっていることをダイレクトに伝える、いわば企業全体のイメージを変える企画でした。それが本作の原案になっています。

ストーリー仕立てで表現するというベースを保ちつつ、店内でかかるBGM、会計中の手元のレジ、店舗内の照明など、店舗運営全体にUSENが関わっていることを一連の流れで紹介する内容に。表現方法はお客様のアイデアである「光を使った演出」を採用し、至るところにUSENが関わっていることをCGの光線で繋ぎ合わせ表現しました。

お客様と動画の内容を一緒に作り上げたことで、新サービスのサイト開設に伴うブランディングムービーの依頼を指名していただけるほど、お客様との関係性を築くことが出来た作品です。制作した動画に対して「サービスの概念や、この先のビジョンがわかりやすく表現されていますね」というお声をいただくことができました。