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Mar.31

「象る、磨く、輝かせる。」お客様に寄り添う姿勢を象った、ブランディングムービーを公開

NEWS 2022

写真左:ブランディングムービーの監督 安田瑛己(以下、安田)
写真右:代表取締役CEO 鶴目和孝(以下、鶴目)

2021年4月に創業10周年を迎えたエレファントストーン。その大きな節目にリブランディングを実施し、新しいコーポレートスローガン「象る、磨く、輝かせる。」を掲げ、映像制作会社という枠組みを飛び超えた「プライディングカンパニー」と名乗っていくことを発表しました。

掲げているフィロソフィーのすべてには、創業当時からずっと変わらずに大切にしてきた考え方や姿勢が色濃く反映されています。私たちの原点は、お客様の“想い”にフォーカスをあて、その魅力を映像を通して“象る”(=映像というかたちで表現する)ことでした。


ずっと大切にしていたことを、言語に置き換えたものがフィロソフィー

鶴目:「マンションの一室で5〜6人で事業を行っていた頃は、当然ながらフィロソフィーのような合言葉がなかったんですよね。でも、『想いを象る』『仕事に感謝する』『一緒になって楽しむ』っていうのは当時から意識せずともそうしていたことで、いま掲げているフィロソフィーのルーツになっています」

安田:「創業から7年目くらいまでの間は、会社が向かっていく方向性を決めるどころか、会社を存続させることに必死でした。まだまだ実績や信頼もなかったので、お客様からご相談やご依頼をいただけることが、大げさではなくとても貴重なことでしたから」

鶴目:「人を演出したい、ストーリー仕立ての映像を作りたい……という想いがありながらもそういった案件のご依頼をもらえない時代がありました。その頃から比べると幅広い業界の方々からジャンルを問わずに映像制作のご依頼をいただけるようになりましたね。

当たり前のことではないからこそ、お客様に対する感謝や求められている期待に応えていきたい気持ちは今もまったく変わりません」



鶴目:「10年前であれば、映像制作という行為そのものが特殊技能でした。それが今やハイスペックなパソコンやソフトがなくても手軽に取り組めるほど身近な存在になり、制作技術自体は特別なものではなくなりつつあります。そうした中で、お客様が私たちに依頼をしてくださる理由はなんなのか。きっとそこには、『ただ良い映像を作ってほしい』に留まらない想いがあるはずだと思っています。

『映像を作りたいんだけど、どう作っていいか分からない』『会社の魅力を表現したいけれど、そもそも魅力ってなんだろう』。そんな悶々とした形にならない想いを預けてくださったうえで、それを映像で表現する術を求めているんですよね」


安田:「例えば最近だと、テレビ岩手様から『ドラマ形式で岩手県の伝統文化“漆”の魅力を伝えたい』というご相談をいただきました。ストーリー仕立ての映像制作をしたいけれど、どう表現したらいいのか分からない。表現する手段を持ち合わせていない。そういった理由で『ドラマ制作・シナリオ作成をお任せしたい』とお声がけいただきました。

まずは漆について知る、理解することから始めましたね。担当者の方にもご協力いただきながら、できる限りを尽くして調べて、漆の持つ魅力をどのようにストーリーを通して伝えるかを考えていきました。

完成した映像は、ドラマの舞台となった漆の生産地・二戸市から大絶賛いただき、岩手県内外の視聴者アンケートでも『漆の良さ、魅力が分かりやすかった』『人と漆の関わりについて興味が湧きました』といった嬉しい反響をいただきました」


鶴目:「別の案件だと、2022年1月に川崎フロンターレ*の新体制発表会があったんですが、新たにユニフォームスポンサーになった川崎信用金庫様から就任を発表する紹介映像の制作をご依頼いただいたんですよね。

それまで映像制作された経験が少ない会社さんだったんですが、完成した映像をご覧いただいた職員の方から『この会社で働いていることに誇りを持った』『フロンターレのスポンサーであることに誇りを持ってこれから営業したい』という有り難いご感想をいただきました。

これぞまさに、僕たちが存在する意義だなって。誇りを感じられるきっかけを作れたことが嬉しくて、映像づくりを通した誇りづくりを、より一層目指していきたいと思いました」

*エレファントストーンは川崎フロンターレと「クラブパートナー契約」を締結しています。

展開しているサービスはどれも、「象る、磨く、輝かせる。」を起点にしている

「象る、磨く、輝かせる。」というコーポレートスローガンの誕生背景には、「ただいい映像を作ってお渡しすることが、お客様の想いを象ることなのだろうか」という疑問がありました。映像制作や映像でのPRが当たり前になった今の時代。お客様の想いを象るためには、潜められた魅力にフォーカスを当てて一緒に磨き、それを世の中に向けて広めていく必要があるという想いが込められています。

そして、「象る、磨く、輝かせる。」実現するために、4つのサービス「ROOT」「ヨリゾウ」「ヒトテマ」「OTAKEBI」を展開しています。


鶴目:「どのサービスも共通して、ビジネスチャンスだからとか、会社の利益を追求するために生まれたわけではないんですよね。「象る、磨く、輝かせる。」が根底にあって、それを具体的に実現するための手段としてサービス展開に至りました」


  • ROOT
    企業・サービスの根っこを掘り起こし、映像化まで導く伴走型ブランディング映像制作サービス。ブランディング映像を作るだけではなく、制作をしていく過程に担当者様や社員の方にご参加いただき、一連のプロセスを通じて、自社の魅力やサービスの強みに気づきながら制作していきます。制作過程を通して関わった人すべての方が自分たちに誇りを持てることを目指していきたい。そんな想いが込められています。

    ※4/21(木)にサービス詳細をお知らせいたしますのでご期待ください!


  • ヨリゾウ
    約40名の社内クリエイターとパートナーネットワークを駆使した、どんなジャンルにもクオリティの高い映像を提供するサービス。お客様の抱えている課題や置かれている状況はさまざまです。だからこそ、お客様のご要望ごとに最適な制作体制や制作手法は異なるはず。そんな考えから、ジャンルやセンス、業界理解度やクライアントとの相性などのあらゆる面から、最適なクリエイターをアサインしてチームを編成して、お客様の「想い」を映像に落とし込むことを目指しました。

    ※4/21(木)にサービス詳細をお知らせいたしますのでご期待ください!


  • ヒトテマ
    AIとアジアリソースのハイブリット動画制作サービス。「安価にスピーディーに作りたいけど、クオリティも妥協したくない」というお客様の想いに応えるべく誕生しました。AIで自動生成後に人の手で一手間を加えることで、手軽にワンランク上のクオリティの映像を制作ができるようになりました。


  • OTAKEBI
    映像制作チームと広告運用チームが連携し、映像の企画段階からターゲティングを行う広告運用サービス。映像は課題解決や目的を達成するための手段なので、映像を完成させることはゴールではなく、スタートなのではないか。完成した映像を世の中に届けて、ようやくクライアントの「誇り」につながるのではないかと感じていました。映像を納品して終わりではなく、届けたい方の元へ届けるところまで伴走するサービスです。


鶴目:「どのサービスもこれまで大切にしてきたことや「象る、磨く、輝かせる。」といったフィロソフィーが基盤になっているんですよね。この基盤から逸脱さえしなければ、今後も映像制作を主軸にしながらも、その領域を超えて様々なことに取り組んでいっていいんじゃないかなと思っています」

エレファントストーンの想いとクリエイティブを象徴するブランディングムービー

鶴目:「ブランディングムービーは、リブランディングの実施に伴ってフィロソフィーを象徴する作品を制作したいと思いプロジェクトをスタートさせました。映像制作を主軸にしてきたからこそ、フィロソフィーに込められている想いを映像というフォーマットにどれだけ美しく落とし込めるのか、クオリティを追求した映像にしたいと考えていました」

ブランディングムービーの企画選定は、社内コンペとして実施。最終的に選ばれた安田ディレクターの企画が実現することになりました。

安田:「ディレクターという立場でもありますし、自社のブランディングムービーを制作するというチャンスにチャレンジしないっていう選択肢はなかったです。

どういう企画にするかは、しばらく悩みましたけどね。最終的に『ロゴを動かす』ことを企画の中心に置くことにしました」

リブランディングと同時に刷新したのがコーポレートロゴ。象を90度回転させた形とElephantの「E」を表し、「想い」を拡張していくExtendマークとして、単体での変形、伸縮、反転を自由にしていきます。メインカラーのサバンナブルーは、公平な心で広い視野を持ち、未開の可能性を切り開いていく、自由で心地よいクリエイティブスタンスを象徴しています。

安田:「ロゴを3DCGで表現した理由は二つあります。一つは、これまでやってこなかったことにチャレンジしたかったから。人物を撮影したり、ドラマを制作したりはしてきましたが、唯一、3DCGの表現はやったことがありませんでした。

もう一つは、動くものを表現したかったから。刷新されたロゴを見た時に『奥はどうなっているんだろう』って率直に気になったんです。ブランドガイドラインを見てみたら自由自在に形が変わるのだと知って、それを映像でつくろうと決めました」




鶴目:「象になったり、雲になったり、ロゴが伸びるんですよね。それを映像で見てみたいなっていう気持ちはありました。

構成を考えるにあたっては、『“想い”を象る(かたどる)ってどういうことなんだろう』っていう話を2人でしました。それで、自分たちが映像でお客様に提供していることは、紙粘土を形づくることに似ているなって気づいたんですよね」

安田:「僕たちの役割は、形にならない想いを抱えているお客様に寄り添って、映像で形づくっていくこと。だから、その構造を紙粘土で表現することにしました」

ブランディングムービーに登場する主人公は、転校してしまう大切な友だちに“何か”を届けようとします。絵を描いてみたり、手紙を書いてみたり、最後は紙粘土をこねてみたり……。でも、なかなか思うようにいきません。するとそこへエレファントストーンのロゴが現れて、変形していくシーンが描かれています。

鶴目:「ロゴというエレファントストーンの集合体と出会うことによって、主人公の“想い”が象られて、次第に前向きになり誇りを持ち始めている様を表現しています。

主人公はもちろんお客様をイメージしていますが、自分たちでもあるんじゃないかって思っています。エレファントストーンという会社の中に入って、お客様の想いを象ることによって誇らしくなっていく。プライディングカンパニーを名乗るだけで終わらずに、この会社で働くみんなにも誇りを持っていてほしいですからね」


安田:「ラストシーンは、『よくわからないけど気づいたら、想像もしていなかったようなすごいところにやってきた』ということを表現したかったんです。見晴らしが良くて、余計な情報のない広大な場所を撮影場所に設定。そこに辿り着いた主人公は、どこか自信に満ちていて、誇らしい気分で立っているんですよね。

エレファントストーンを介することで、形にならない想いが具現化していって、その過程や完成品を通して自分たちを誇れるようになっていく。そして、未来が今よりももっと色鮮やかになっていく。僕たちの目指しているそんな想いや願いを込めたシーンになっています」




映像でのPRが当たり前になり、誰もが映像をつくれるようになった世の中で、私たちエレファントストーンの役割と使命は何か。それは、一つひとつの「想い」に寄り添った映像を創っていくことなのではないかと考えています。

「象る、磨く、輝かせる。」というコーポレートスローガンは、私たちのお客様への寄り添い方を意味しています。目には見えない想いが形になり、胸を張って自分たちの企業やサービスを誇れるように輝くまでの一連の作業を、一貫して帯同していくこと。それが、私たちの考える、本当の意味での「お客様に寄り添う」ことです。

私たちエレファントストーンは、この「象る、磨く、輝かせる。」というコーポレートスローガンのもと、お客様、そして社会からの期待を超えられる会社をずっと目指し続けます。