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May.24

組織の誇りを醸成する三つの施策。「誇りと、向き合う。」委員会が向き合うインナーブランディング

NEWS 2024

初めまして、田中です。

エレファントストーンはただ映像をつくるだけでなく映像を通してお客様の誇りを届けたいという想いから“映像を通して誇りを創る会社=プライディングカンパニー”と名乗っています。

現在は、その誇りづくりの足掛かりとして発足した社内プロジェクト「誇りと、向き合う。」委員会(通称、ほこプロ)が、お客様に誇りを届けるため、まずは自社の誇りと向き合おうと活動しています。

2024年4月に入社して1ヶ月。私もまずはエレファントストーンに向き合おうと、今回はそのエレファントストーン独自のプロジェクト「誇りと、向き合う。」委員会の各施策を紐解きました。

自社の誇りを生み出す鍵となるのは「コミュニケーションの醸成・促進」「心身の健康管理」

“誇りを創る会社=プライディングカンパニー”だからこそ、自社の誇りと向き合う

エレファントストーンは「映像の力で胸を張って生きる人を増やし、未来をもっと鮮やかにする。」をビジョンに掲げ、その実現にあたり“映像を通して誇りを創る会社=プライディングカンパニー”と名乗っています。

2023年には、このビジョン実現に向けて創立記念日である4月21日を“誇りの日”と制定しました。

誇りの日詳細はこちら

また、その誇りづくりの足掛かりとして“誇りの日”の制定と共に誕生したのが任意参加型プロジェクト「ほこプロ」です。ほこプロは、エレファントストーンがプライディングカンパニーと名乗る上で、まずは“自社の誇りと向き合う”ことを目的にスタートしました。

ほこプロでは、最初の半年間の活動を通して「自社にとっての“誇り”は何か」をメンバー全員で検討。その期間で定義した“誇り”を生み出すために自社に必要な要素を元に、現在ではいろいろな側面から自社の誇りにアプローチしています。

ほこプロの活動詳細はこちら

誇りの醸成を阻害する「心身の不可」「孤独感」「閉塞感」にどう立ち向かうのか?

ほこプロでは、自社で誇りが生まれるプロセスや業務と「誇り」の関係性を図式化した「誇りモデル」を作成しています。

誇りモデルを追求して見えてきたのは、誇りの醸成には“個人・チーム・組織”間のコミュニケーションが重要であるということです。図の通り、コミュニケーションが活発なほどその三つの関係性がより濃密になり、それが結果的に誇りの輪を太く大きくすることに繋がります。

そして、組織における「誇り」の創造において「誇りの輪」が太く大きくなることは、結果的に誇りを社会やクライアントに提供するための土壌として機能していきます。

一方で、誇りの醸成を阻害する要素として議論されたのが「心身の負荷」「孤独感」「閉塞感」でした。個人がこれらの要素を抱えたままになってしまうと、組織に誇りを感じるのとは反対に、組織に無関心な状態が生まれてしまいます。

ほこプロでは、これらの阻害要素に対して「コミュニケーションの醸成・促進」と「心身の健康管理」の二つの観点から誇りの創出へアプローチすることにしました。

一つ目にアプローチする「コミュニケーションの醸成・促進」は、孤独感と閉塞感に対してポジティブな状態にすることに作用します。さらに前述の通り、コミュニケーションは“個人・チーム・組織”の3レイヤーで「誇り」の結びつきを強くすることにも繋がっていきます。

二つ目の「心身の健康」は、主に誇りを阻害する要素「心身の負荷」にアプローチしています。
とはいえ、ネガティブな状態を生み出さないために働きかけるだけでなく、「心身の健康」にアプローチすることで、どんな時に各自が良いパフォーマンスを発揮できるのか、を把握することにも繋がっていくと考えています。

「コミュニケーションの醸成・促進」「心身の健康管理」の側面からまずは自社の誇りに繋げる。この目的を整理した上で、ほこプロでは様々な施策に取り組んできました。その中で、今回は三つの施策「ほこプレ!」「ちょこファント」「コンセプトランチ会」をピックアップしてご紹介します。

自社の誇りに繋げる三施策「ほこプレ!」「ちょこファント」「コンセプトランチ会」とは

ほこプレ!

「ほこプレ!」は月に1回の全社会議内で、制作の裏話や誇らしいと思うポイント等を社内全体で語り合う施策です。施策の目的は、報告の場になっていた全社会議を双方向のコミュニケーションの場にすること。映像そのものやそれを制作した自分、社内メンバーに対してポジティブな感情を持つきっかけをつくりたいという想いがありました。

また、誇りモデルにある「他人事」「孤独感」「閉塞感」といったネガティブな要素をポジティブな状態に運ぶことを施策の軸として活動しています。

「今期納品した映像」や「新卒メンバーが携わった映像/プロジェクト」等、月ごとにテーマを設定し、発表する作品は社内投票で決定しています。ほこプレ!を実施してからは、発表を通して社員同士で作品に対するフィードバックを行う等の双方向のコミュニケーションが生まれました。

ほこプレ!担当者 渡辺 知里

ほこプレ!を実施してから、社内からは「チームごとに制作する映像が多い中で、他のチームの作品を改めて見ることができるのが新鮮!」「チーム外のメンバーからのフィードバックをもらえるのが嬉しい!」という声が挙がっています。

今後も、ほこプレ!を通して「紹介された映像を制作したメンバーに対するリスペクト」や、「自分の映像が選出されるように頑張ろうとするモチベーション」等のポジティブな感情を生み出していきたいです。

また、現在はメイン事業の映像を軸に作品をピックアップしていますが、今後は制作以外のプロジェクトについても発表の場を設けることができたらと思っています!

渡辺 知里のプロフィール

ちょこファント

ちょこファントは、社員同士が声を掛け合い、就業後の10分間で軽く運動してリフレッシュするという内容で実施しています。疲れた身体をリフレッシュするだけでなく、カジュアルにみんなが集まれる機会にすることで、「孤独感」「閉塞感」といった誇りを阻害する要因を減らしたいという想いから誕生しました。誇りが生まれる要素であるコミュニケーションを活発にする燃料のような形で機能させている施策です。

簡単な運動に皆で取り組むことで一体感も生まれ、今まで生まれにくかったチームを跨いだラフな交流が増えているちょこファント。社員の運動の機会、集まる機会を新たにつくることで「心身の健康管理」「コミュニケーションの醸成」双方に寄与しています。

ちょこファント担当者 鈴木 香菜穂

ちょこファントの施策は、開始当初から興味を持って参加してくれるメンバーもいたものの、忙しい時期と重なってしまった際に人を集めるのに苦戦した時期がありました。しかし、そうした課題を解決したのも「コミュニケーション」でした。声掛けをするうちに自然と人が集まるようになり、最近では社内に残っているメンバーの半数以上が参加してくれているため、成果を感じています。

今後、カジュアルなコミュニケーションが生まれる「ちょこファント」をきっかけに、通常の業務でもより活発に意思疎通ができるようになり、働きやすい職場づくりに貢献できればと思ってます。

また、ほこプロメンバー以外の社員がインストラクター的な立ち位置で活躍してくれる場合もあるため、社員をどんどん巻き込みながら楽しい施策として盛り上げていきたいです。

鈴木 香菜穂のプロフィール

コンセプトランチ会

コンセプトランチ会とは、普段関わりの少ないメンバーでランチを楽しむ任意参加型の施策です。「コミュニケーションの醸成」に焦点を当て、交流機会の少ないメンバーが互いを知る機会として、少人数のランチ会を実施しています。

誇りモデルにおいては、個人の誇り醸成に焦点を当てながら「コミュニケーションを通した組織の誇りにも繋げる」という役割を担っています。コンセプトランチ会は施策を通して、「違うチームのメンバーと交流する機会が少ない」「業務を一人で推進する場合に孤独感がある」といった社内の声に応えています。

今後は「業務の中での成果に繋げる」ことを目標に、「コンセプトランチ会がきっかけで他チームのメンバーと連携しやすくなった」と社員が実感できるようにしていくことを目指しています。

コンセプトランチ会担当者 福原 瀬菜

コンセプトランチ会実施後は「交流を通して意外な共通点を見つけることができた」「普段なかなか交流することができないメンバーやマネージャーと交流する場として楽しんで参加できている」という声が届いています。

コンセプトランチ会に限った話ではありませんが、ほこプロメンバーだけでなく社内のメンバー一人ひとりがほこプロの施策を活用してやりたいことを社内で積極的に実現していくことで、誇りの輪が広がっていってほしいです。

福原 瀬菜のプロフィール

自社の誇りの先にあるもののために。エレファントストーンの想い

自社の誇りを今以上に生み出すために何ができるか。

そんな想いから、昨年導き出した自社の誇りモデルを元に「ほこプレ!」「ちょこファント」「コンセプトランチ会」が誕生しました。現在は上記三つの施策を通して「コミュニケーションの醸成・促進」「心身の健康管理」へアプローチしています。

私達はこうした施策を通して自社の誇りを創り、それによりお客様に誇りを届けることを目指しています。個人から誇りの輪を広げ、チームや組織を超えてお客様にも誇りを届けていくために。

エレファントストーンでの取り組みがお客様の誇りにも繋がるよう、これからもほこプロを中心に様々な角度から誇りに向き合っていきます。