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ディレクター 山部がタイ・バンコクへ渡航!現地クルーを編成して挑んだプロモーションムービーの制作

ディレクター 山部がタイ・バンコクへ渡航!現地クルーを編成して挑んだプロモーションムービーの制作

TITLE
プロモーション映像制作 - 「【ENA GROUP】Promotion Movie」
COMPANY
ENA GROUP様

エレファントストーンの代表 鶴目が通っていたタイ・バンコクの日本人学校で同級生だった江波 雄二様。現在、バンコクで5つの飲食店を展開するENA GROUPを経営されています。もともとのご縁がありながら、弊社初となる海外拠点をバンコクに構えたことがきっかけとなり、ENA GROUP様の各店舗およびそれをまとめたプロモーションムービーを制作させていただきました。

今回は弊社の代表 鶴目とディレクターを務めた山部に加えて江波様をお迎えし、本プロジェクトがはじまった経緯やタイでの撮影を中心とする制作過程についてオンライン対談を実施しました。

※左下:江波様、右下:鶴目。Outer Roomにいらっしゃる江波様と日本をオンラインで繋いで対談しました。

──本日はよろしくお願いいたします!ElephantStone Thailand Co.,Ltd. (通称、EST)の設立が今回のプロジェクトがスタートするきっかけの一つになったと認識しているのですが、そのタイミングでは 『映像をつくりたい』と考えられていたのでしょうか。

江波様(以下、敬称略)「これまで他の会社さんに映像を依頼したことはあったんですよ。『Outer Room(ダーツバー)』と『またどーる(焼肉屋)』の2店舗はすでに映像をつくっていて、SNS広告にも使っていました。

でも、まだ他の『すなみ(手打ち蕎麦屋)』『舞月(小料理屋)』『花みずき(カラオケバー)』の3店舗は映像をつくったことがなくて、ちょうどつくりたいなと思っていた矢先に今回のお話をいただきました。同級生の鶴目がタイで会社をやるんだったら、頼みたいなって。最初のお客さんになりたかったんです。ずっとFacebookでつながっているので最近の会社の情報はそこで把握していて、すげぇなと思っていましたから」

鶴目「タイへ出張に行く度に、Outer Roomには必ず遊びに行ってエナ(江波様)と話していて。ESTを設立したら、絶対に一緒に仕事したいなと思っていました。本当に依頼をしてくれる男気を感じましたね。めちゃめちゃ嬉しかったです!

今回のタイでの撮影では、日本人学校時代の同級生に出演者としても協力してもらっています。さらに、後輩がタイで富士フイルムさんの支社長をしているという縁で撮影機材の面でもサポートしてもらっているんですよ。シンプルに、エモいです」

──本当ですね!江波様は映像づくりがはじまるフェーズで、“こういう映像をつくりたいな”というイメージはありましたか?

江波「僕はプロにお任せするほうが良いものがつくれると思っているタイプなので、山部さんに色々とお任せをしていましたね」

──そうだったのですね。本作の企画やそのコンセプトである「楽しいと、美味しいに出会う場所。」にたどり着くまでに、鶴目さんと山部さんでどんなふうにディスカッションを重ねていったんですか?

山部「僕がプロジェクトに参画するタイミングで、最初に江波さんにヒアリングをさせていただきました。ENA GROUPの中にどういう店舗があり、それぞれにどういう魅力があるのか。そしてどういうスタッフの方々がいるのか、などなど。ENA GROUPが大事にしている価値観や各店舗の良さをしっかり伝えていくにはどうしたら良いか、鶴目さんと話しながら企画を考えていきましたね。

最終的にはOuter Roomを軸にしようという話になりました。Outer Roomは江波さんがバンコクで最初にオープンした店舗でグループの出発点でもあり、各店舗のハブにもなっているような特別な場所。このお店からすべての店舗に通じていると捉えた「楽しいと、美味しいに出会う場所。」というコンセプト軸に、企画をご提案しました」

※Outer Roomの外観がこちら

鶴目「何度も社内でディスカッションしましたね。スタンダードな映像制作のフローだったら、お客様からご相談がきたら、まずその会社・お店に行ってキャッチアップをしたり、ロケハンをしたりするんですけど。

今回は、タイでの撮影は決まっているものの、撮影前にタイに行って各店舗を見て感じてもらうっていうのが、どうしてもできない状況でした。オンラインでの打ち合わせだけでは各店舗がどういうものなのかはイメージしにくいので、僕が過去に行ったことのある店舗の魅力や雰囲気については、できる限り山部に説明をしましたね」

山部「そうです。僕だけだったら想像で補完しないとならない要素が多すぎて、鶴目さんが現地で見て感じていることを共有してもらいながら、議論して考えていきましたね」

鶴目「実際に現地へ行ってみて、違和感なかったでしょ?」

山部「なかったですね!」

江波「そういう風なやり取りがあったとは。僕はつくってもらった立場だから、こういう話を聞くと新鮮です!ご提案いただいた企画や構成が良いと思いましたし、映像が完成するのが楽しみでしたよ」

──ありがとうございます。企画が決まってから、タイでの撮影へ向けて現地クルーを編成していったんですよね。どういう観点で会社さんを選ばれたのでしょうか?

山部「撮影・制作スタッフの会社と3社、キャスティング会社と2〜3社と面談をしました。日本であれば、リサーチと面談をすれば、その会社がどんな仕事をどんな体制で行っているのか。また、どういう人たちがどんな考え方で仕事をしているのかは大体わかります。

ただ、今回はタイの会社になるので、言葉の壁もありますし日本の会社ほどはわかりやすく理解はできないので、丁寧に面談をしましたね。エレファントストーンの業務内容はもちろん、大事にしている理念や価値観などを紹介した上で、色々と質問をしていきました。

大事にしていた観点はいつもと変わらなかったです。返答の仕方や提案・アイデアの提示の仕方など。良いなって思う会社さんは弊社の意向を伝えた時に、ただ“これはできません”っていう回答ではなくて、どうすればできるかを考えて話してくださいました」

鶴目「そうだね。あとは前述したとおり、富士フイルムのカメラを使用することになっていたので、扱えるかという点も含めて見ていましたね」

──そんなクルーで3日間の撮影が進んでいったんですね。江波さんは現場をみていて印象的なことはありましたか?

江波「タイのローカルクルーも真面目でしたよね。そして、雰囲気がすごく良かったです。皆さんプロフェッショナルだなと感じましたよ。例えば、「すなみ」の職人がそばをつくるシーンでのカメラの角度。あんなに細部までこだわるとは、さすがだなと思いました。

このシーンを食事をされるお客様にも見てもらいたいなと思ったんですよね。きっとこの映像をみたら、“こうやってつくるんだ”と奥深さを知ってもらえて、より一層美味しく食事をしていただけるんじゃないかと思って。後から、店舗ごとのフルバージョンがほしいとお願いしました」

山部「言語の壁はありつつも撮影はスムーズでしたね。普段使っている用語で例えば、クローズアップ(寄り)、ワイド(引き)など意外と万国共通で。3日間撮影をしたので、最終日には通訳を介さずとも意図を汲み取ってくれるようになっていましたね」

江波「あとは、出演しているスタッフたちが自然な笑顔が撮影できていたのも印象的です。今日取材があることもあって改めて映像を見直したんですけど、本当に自然な笑顔が撮影できてよかったなと思います」

山部「最初のヒアリングの時に、江波さんが各店舗の“スタッフの人柄や笑顔が良い”とおっしゃっていたんですよね。その良さを映したいと考えてはいました。

今回はそれを狙ったから撮影できたというよりは、普段からスタッフの皆さんが笑顔でお店に立っているからこその自然な仕上がりになっていると思います。皆さん“こうしてほしいです”と伝えたらすぐに理解して対応をしてくださって。振る舞いも堂々とされていてすごいなと思いましたね」

鶴目「まったく異なる5店舗なのに、不思議とスタッフの皆さんに共通してるパーソナリティは共通していますよね。ENA GROUPの大事にしている世界観や価値観が、店舗を問わず通じているのかなと思います」

──今回エレファントストーンとの映像づくりを終えてのご感想をいただけますでしょうか?

江波「エレファントストーンの皆さんは本当に丁寧ですね。おかげさまですごく良い映像ができたと思っています。

各店舗の映像をまとめた、プロモーションムービーが特に気に入っています。Outer Room用にダーツの機械を輸入しているんですけど、その機械にデフォルトで最初に流れるようにしたいと考えているんですよ。たくさんの人に見てもらいたいなと思っています。

「またどーる」や「すなみ」のシェフたちからも“よくできていて大満足”という声がありました。お店の各グループトーク(LINE)でも映像を共有して、出演したスタッフたちを筆頭に喜んでくれていましたよ」

──嬉しいお言葉をありがとうございます!エレファントストーンの二人も、プロジェクトを終えての感想を聞かせてください。

鶴目「今後タイでさらに市場を開拓していきたいと思っているので、そのきっかけになりそうな取り組みになりましたね。最初の一歩が大事であり大変な部分も大きいので、そこを踏み出せた記念の作品です」

山部「映像制作のキャリアを歩んできた中で、タイを舞台にクルーを編成して撮影に挑んだことは大きなチャレンジになりました。良い経験をさせていただきました。

江波さんが覚えてるか分からないですけれど、実は提案時に『僕をタイに連れてってください』ってアピールをしたんですよね(笑)渡航費は見積もりにのってしまいますが『僕が現地に行くことでこういうことができます』って伝えて。そこにオッケーをいただいてタイへ撮影に行き、こうした作品づくりができたことが嬉しかったです」

江波「そうでしたね!もしも山部さんが来てなかったら、ここまで雰囲気の伝わる映像はつくれなかったんじゃないですか?」

山部「ありがとうございます!」

江波さん、この度は取材にご協力いただき本当にありがとうございました!完成した映像はこちらよりご覧いただけます。

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