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Jan.26

行動指針03 自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。

MEDIA 2021

当社は、コーポレートスローガン「FOCUS ON YOUR HEART. あなたの想いは、象れる」と、ミッション・バリュー・ビジョンの実現へ向けて、日頃の業務を行う際の判断基準となる6つの『行動指針』を掲げています。

今日は、前回に引き続きその3つ目、【自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。】をテーマに、この指針に込められている想いを様々な角度から紐解きつつ、この指針を表現するために制作した新作ムービーのご紹介もします。

今回のムービーでは、「Mr.知的興奮」という異名を持つ嶺が登場します!ぜひお楽しみください。

「知的興奮」ってどういうことなのか?

当社の行動指針では、「知的好奇心」ではなく、あえて「知的興奮」という造語を使用しています。皆さんは、「知的興奮」ってどんな状態だとイメージされますか?

自分自身を客観視してみたとき、「知的好奇心が高まっている様子」と、「知的興奮している様子」では、若干イメージが異なるのではないでしょうか。

周囲の人たちにも伝わるくらいに、より深く夢中になっている、より一層楽しんでいる。そんな状態を、私たちは知的興奮という言葉で表し、行動指針に含めました。

なぜ知的興奮をするために、「自分で自分の背中を押す」ことが大切なのか

人それぞれ、興味のあることや好きなことってありますよね。それらはきっと、知的興奮がしやすいと思います。一方で、これまで興味が剥かなかったことや苦手なことについてはどうでしょうか。同じように知的興奮の状態になるのは、少し難しいかもしれません。

日頃の業務においては、これまで目を向けていなかった分野と出会う機会も、苦手意識を持っていることに取り組む機会もあります。だからこそ、どんな物事に対しても知的興奮を呼び起こせたら、自分自身も楽しいですし、結果的に良い仕事や取り組みにつながるだろうと私たちは考えています。

ただ、「知的興奮を呼び起こす」ためには、自分自身の中にある何かしらのスイッチを、自分で押す(=自分で自分の背中を押す)必要があります。そしてそのスイッチを押すためには、自分のどこにスイッチがあるのか、どうしたら押しやすいか、についても把握しておいたほうがいいですよね。

具体的にどうすれば、自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こせるのでしょうか。

まずは相手を深く知ろうとすることから始まる

当社は映像制作を通じて、全く知らない業界や、見たことのない商品・サービス、専門性の高そうな技術などにたくさん出会ってきました。

どんなお客様と出会っても、まずは「お客様について知る」ことから始めていくのですが、どんな企業や商品・サービスも、知れば知るほどかならず何かしら世の中の役割を担っているのだと気がつきますし、知れば知るほど好きになっていきます。

興味が持てない、苦手だと感じるようなことは、自分の人生であまり触れてこなかったことがほとんどです。だからこそ、調べて理解を深めていくと、その役割や素晴らしさを知って、面白いと思えたり、大きな感動を得たりします。

どんな業務においても面白さを見つけられたら、「もっと知りたい」「もっとこうしよう」と、意欲的に取り組めるはず。私たちはそういったスタンスで目の前の物事に向き合うことにより、お客様に提供しているサービスの向上を目指していきたいと考えています。

自分で自分の「知的興奮」のスイッチを押すためには、何が必要なのか?

このようなスタンスをただ単に理想として掲げるのではなく、一人ひとりが体現できている状態を目指すにはどうすればいいのか。この点について考えるべく、全社会議で「今年の抱負」とそれに対する「自分で自分の背中を押すためのアクション」をテーマに発表しあいました。

その中で出たのは、こんなアイデアです。

新しい領域に取り組むには、まずはそれについて知るための時間を確保する必要がある。

例えば、新しいお客様から引き合いがあるときは、まずはそのお客様を知るためのリサーチやヒアリングをする時間が必要になります。こうした時間があってこそ、相手を知り、「もっと知りたい」という興味が湧き、知れば知るほど楽しくなって、豊かな発想やより良いご提案につながっていきます。もしそもそも「知る」ための時間が確保できていないのであれば、今のワークスタイルの見直しも必要になる、というアイデアが出てきました。

他にも、こんなアイデアがありました。

限られた時間で集中力を高めることも大事。

そもそも時間は有限なので、新たに時間をつくるのではなく、限られた時間での集中力を高めてパフォーマンスをあげていくという考え方です。集中力を発揮した状態でリサーチやブレストに取り組むとその精度が上がり、企画や構成のクオリティアップにもつながっていきます。そのためには、自分自身の集中力が高まるコツを知っていると良いですね。朝ヨガをする、特定の音楽を聴くなど、日常に取り入れやすいアクションプランが発表されました。

少し違った視点ではこんなアイデアも。

新しい領域に取り組むときは、自分が興味があることや好きなことと紐づけて捉える。

日頃から興味の幅を広げよう、興味を深めてこうと意識的に行動することによって、新しい領域に取り組むときも、もともと興味があることや好きなこととの関連性が見つけやすくなります。

例えば、いつも読んでいる雑誌とは別ジャンルの雑誌を読んで、デザインの幅を広げていく。読書とYouTubeが好きだから、毎月ジャンルを特定した情報収集をして映像の提案に活かしていく、といったアクションプランが発表されました。

こんな風に、「自分で自分の背中を押す」コツが明確になると、知的興奮がしやすくなりますね。日頃の業務においても知的興奮ができれば、集中力や意欲、熱量がアップし、クオリティの高いアウトプットができます。そこへ向けて、一人ひとりが取り組んでいこうと思っています!

行動指針03 【自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。】のムービーが完成!

今回この行動指針を表すムービーを制作するにあたり、当社のマネージャー兼ディレクターを務める嶺を出演者として起用しました。ムービーのナレーションや構成を考えていく中で、嶺にインタビューも実施し、本人の【自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。】に対する考えを紐解き、ムービーにも反映しています。

知的興奮を呼び起こすには、「リンクする」「置き換える」「つなげる」っていうことが重要な要素だと思います。知らないことに出会うって、日常でも、仕事中でもたくさんあると思うんですけど、調べれば調べるほど自分の興味があるもの、自分の知っているものにたどり着いていきます。

映像をつくるときも、お客様は何かのプロですよね。その人や企業の持っている技術があります。一歩踏み込んで近寄っていくと、感動することができるし、もっと知りたいと思う。

この物事を一歩深掘りするスイッチの入れ方を、ぼくは“脳みそを開放する技術”だと捉えています。脳みそを開放させると、どんどん新しい発想が出てくるようになって、「リンクする」「置き換える」「つなげる」といったことがしやすくなるんですよね。世界の全ての出来事に感動できるかどうかって、その一歩の違いだという気がしています。知るって、快感ですよ。 

──嶺 インタビューより

そうして完成したムービーがこちらです!

▼これまで公開してきたプロジェクトムービーもぜひご覧ください
行動指針01 「想像力を、ホスピタリティにも活かそう。
行動指針02 「共感し、感謝し、想いをかたどろう。