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Mar.23

行動指針05 臆することなく大きく出よう。そして、気張ろう。

MEDIA 2021

当社は、コーポレートスローガン「FOCUS ON YOUR HEART. あなたの想いは、象れる。」と、ミッション・バリュー・ビジョンの実現へ向けて、日頃の業務を行う際の判断基準となる6つの『行動指針』を掲げています。

今日は、前回に引き続きその5つ目、【臆することなく大きく出よう。そして、気張ろう。】をテーマに、この指針に込められている想いを様々な角度から紐解きつつ、この指針を表現する為に制作した新作ムービーのご紹介もします。

今回のムービーには、エレファントストーンでディレクターを勤める嶋崎が登場します。最後までお付き合い頂ければと思います!

「気張る」ってどういうこと?

「気張る 意味」とGoogleで検索をすると、検索結果に「いきごむ。勇み立つ。がんばる。」といった意味が表示されます。気張っている状態とは、勇気を奮い起こして物事に取り組む心意気や姿勢だと解釈ができそうです。

では、仕事において気張っている状態というのはどういうことでしょうか。

少し不安を感じるような新しい分野や業務に対しても臆することなく取り組んで、お客様や周囲の誰かの要望や想いに応えていく。今までの持ち札以上の分野や業務に臆することなく大きく出て挑戦していくと、自分自身の裾野も広がっていきますよね。

私たちは、日頃さまざまな分野のお客様と一緒にお仕事をさせていただいています。身の丈に合ったことばかりを繰り返していては、多種多様なお客様の想いに応えていくことはできません。

社員一人ひとりが、今の自分よりもひと回りもふた回りも大きなことに臆することなく活発にチャレンジしていくことが、個人そして会社の成長につながり、お客様に喜んでいただけるようなサービス提供につながると考えています。

具体的に「気張る」とはどういうことなのか、もう少し詳しくみていきましょう。

「映像のプロ」として振る舞う

例えば今回のムービーに出演している嶋﨑は、とある企業の採用動画の制作過程において、お客様から「“映像のプロ”としてはどうですか」と意見やアイデアをたくさん求められたことがあるそうです。それに対し、お客様からの信頼を獲得するために「“映像のプロ”として、意見やアイデアの一つひとつに理由づけをしながら伝えていった」そう。

そうやって映像のプロとして堂々と振る舞い、完成した映像もお客様から非常に喜ばれる結果となりました。周囲のスタッフからみても、この姿勢は気張っていたとのこと。これについて嶋﨑は「最初から気張ろうと思っていたというよりは、自然と気張れていた」と話していたのが印象的です。

私たちはお客様から“映像のプロ”としての振る舞いやアウトプットが求められます。その信頼や期待に応えていこうとして取り組んでいるとき、その状況下では無意識的でも、後々思い返すと「あの時は気張っていたな」と感じることがあるのだと思います。

「エレファントストーンの代表」として振る舞う

もう一つの例として、当社が“アシスタント”と名のつくポジションを設けていないことも、気張るにあたるかもしれません。映像の会社ではよく“アシスタントプロデューサー”や、“アシスタントディレクター”という職種が存在しますが、当社ではどのポジションの新入社員にもアシスタントという肩書きはつきません。

そして「入社初日からエレファントストーンの代表として仕事をする」スタンスを大切にしています。これは、気張らざるを得ない状況を会社が作っているともいえます。

アシスタントという肩書きがつけば、“新人”“サポート”だと自覚を持ったり認識を与えたりすることもできます。ただ、この肩書きがついているのといないのとでは、業務へ取り組む意識が違うでしょうし、それにより中長期的な成長曲線にも大きな差が生じるのではないかと考えています。

そうはいっても、“アシスタント業務がない”というわけでは全くありません。はじめは先輩のサポートや雑務といったアシスタント業務を遂行しながら、少しずつ自分でできることの幅を広げていきます。それでも、社歴や年齢に関わらず会社の“代表”であることに責任を持ち、お客様の前では“プロ”として振る舞う。

そうやって身の丈以上に振る舞い、物事にチャレンジしていくことが、まさに私たちの目指す気張っている状態です。

みんなの気張りが今のエレファントストーンを作っている

エレファントストーンはまもなく創業10周年を迎えますが、今の会社は社員一人ひとりがこれまで気張って行動してきた結果だともいえます。

創業6〜7年目くらいまで5〜6名で事業を行っていましたが、直近2〜3年で規模を拡大し、今や30名近いメンバーが働いています。(4月には約40名になります)

ここまで急成長できた背景には、まだ組織の規模が小さかった時代から所属しているメンバーが地道に積み重ねてきた信頼と実績。そして、新しいメンバーたちが入ることにより組織の幅を広げ、基盤を強化してきたからだといえます。

一人ひとりがお客様や周囲の人たちの想いに応えようと気張ってきたからこそ、新しい分野・業界のお客様からご相談をいただけるようになったり、新しい映像表現ができるようになったり、さらに組織の基盤や制度もできたりして、会社全体としても少しずつできることが増えてきたのです。

ちなみに「気張る」という言葉には、エレファントストーンという会社名から連想される「エレファント=象」→「象といえば牙」→「牙る(気張る)」という風な関連づけも含まれているのもポイントです!

気張るためには何が必要なのか

もちろん誰しもが「気張ろう!」と意識するだけでいつでもどこでも気張れるかというと、そうではありません。この行動指針を紐解いて考えてみると、これまでご紹介してきた行動指針の1〜4にも通ずることが分かります。

  • 行動指針01 「想像力を、ホスピタリティにも活かそう。」
    →お客様に心から喜んでもらうためにはどうすればよいかという想像力を働かせて行動することは、まさに気張ることにも通じます。
  • 行動指針02 「共感し、感謝し、想いをかたどろう。」
    →お客様は何かしらの課題や実現したいことなど真剣な想いを抱えていらっしゃいます。その想いへの共感や、想いを伝えてくださることや映像づくりを託してくださることへの感謝は気張る原動力になります。
  • 行動指針03 「自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。」
    →新たな領域や分野に取り組むときも、臆することなく取り組んでいく。自分で自分の背中を押しながら「もっと知りたい」「もっとこうしよう」と意欲的に取り組んでいくことが成長につながっていきます。
  • 行動指針04 「群れず、はぐれず、「個」を出そう。」
    →エレファントストーンという組織の基盤と環境があるからこそ、臆することなく大きく出るチャンスもあります。そこで自分なりのアプローチで行動するなど、「個」(=スキルや強み、想いなど)を発揮していることは、気張っているともいえます。

社員のみんなが各行動指針を体現することができれば、それが気張るにもつながっていくはずです。

自分で自分の背中を押すことも大事ですし、経験や能力が不足している場合には小さくチャレンジできる機会・環境が与えられることや、チームや周囲のサポートが必要なこともあるでしょう。まずはそれに対して精一杯応えていくこと。

それが自信を醸成することにつながりますし、他者からの信頼を獲得やより大きなチャンスを得ることにもつながっていくのだと考えています。

行動指針05【臆することなく大きく出よう。そして、気張ろう。】のムービーが完成!

今回のムービーに出演している嶋﨑は、専門学校を卒業した後にエレファントストーンに入社しました。新卒1年目の頃は「自分の存在意義」について悩むことが多かったそうです。当時は今よりも社員数が少なく、ほとんどが創業メンバーと中途入社のメンバーでした。まだまだできることが少なく、メインで案件を担当することもできなかった当時「自分が仕事や会社の役に立てていないんじゃないか」と思うことが多かったみたいです。

それでも、目の前の仕事に対して一つひとつ丁寧に取り組んでいくことで、入社2年目、3年目と徐々にメインディレクターや大きな案件を任せてもらえるようになり、プレッシャーと責任を感じながらも、次第に自信が持てるようになっていったのだとか。

彼女の仕事ぶりは、一緒に働いている社員やお客様からの信頼を集めていきました。そして、「好きで楽しくてワクワクする案件」に携わる機会を獲得し、さらには会社の環境を活かして「自分のやりたかった映像」に取り組むことへもつながっていきます。

自分や会社が新しいフェーズへ進んでいくと、さらなる高い壁にぶつかることがあります。そのため、前向きなことばかりではありません。常に迷ったり悩んだりしながらも、新しいことにまた臆することなく大きく出てチャレンジしていく。そうすることで可能性はどんどん広がっていきますし、一人ひとりも会社も新しくてより大きな楽しみやチャンスを掴むことにつながっていくのだと思います。

本記事でお伝えしてきた行動指針【臆することなく大きく出よう。そして、気張ろう。】を表現したムービーが完成しました!どうぞご覧ください。

▼これまで公開してきたプロジェクトムービーもぜひご覧ください

行動指針01 「想像力を、ホスピタリティにも活かそう。
行動指針02 「共感し、感謝し、想いをかたどろう。
行動指針03 「自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。
行動指針04 「群れず、はぐれず、「個」を出そう。