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【ROOT制作】川崎フロンターレ様『FOOTBALL TOGETHER』

TITLE
FOOTBALL TOGETHER 〜 すべての人と共に歩む私たちの信念
COMPANY
株式会社川崎フロンターレ様

CLIENT

株式会社川崎フロンターレ様

COST
ask
TYPE
ブランディング
SERVICE
ROOT
SCHEDULE
6ヶ月以上
INDUSTRY
スポーツ
TECHNIQUE
実写

制作情報

INFORMA­TION

CLIENT

お客さま情報

株式会社川崎フロンターレ 様

川崎フロンターレ様は神奈川県川崎市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブです。ミッションに「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」を掲げ、サッカークラブとしてだけでなく、市民・地域社会への活動をされています。 市民・地域社会と一体となって、困難を乗り越え、実績を積み重ねていくことで、スポーツが生活の中に溶け込み、健康と人生の楽しみを享受できる街の実現に努めています。

DESCRIPTION

プロジェクトについて

株式会社川崎フロンターレ様の社員総勢21名と一緒に、26(フロ)周年をきっかけに、エレファントストーンのフラッグシップブランド「ROOT」にてブランディング映像を制作しました。全13回×2時間のワークショップを通して、同社の価値観の掘り起こしから映像の企画検討、そして映像活用の検討まで実施。

映像は、川崎フロンターレを中心にスタッフやサポーター、そして川崎市民を含めた「すべての人たち」がサッカーを通じて交わり一つになる。日々の生活、そして人生において前へ進む活力をもらう、という「FOOTBALL TOGETHER」を表現したドキュメンタリー映像です。映像には、選手やスタッフだけでなく、サポーターやボランティア、川崎市内の商店街の方々にもご出演いただきました。

本映像は2023年の「川崎フロンターレ新体制発表会見」で初公開し、川崎フロンターレ様が運営する施設をはじめ、SNSやクラブにゆかりのある各施設にて放映しています。

THOUGHTS

お預かりした想い

川崎フロンターレの躍進とともに、近年スタッフやサポーターが増加。川崎フロンターレとして組織や部署が拡大してきた今だからこそ、昔からいるスタッフと近年入社したフタッフを交えて、根っこにある“川崎フロンターレらしさ”や価値観を改めて考える機会として本プロジェクトを実施したいとお聞かせいただきました。

ROOTの映像制作を通して、スタッフをはじめ、関係者やファン・サポーター全員が同じ方向を向いて進んでいけるような、そして2年後、3年後も見ていただけるフロンターレの理念を表現する映像をつくりたいという想いをお預かりしました。

PROCESS

どう象り、磨き、輝かせたか

映像制作を進行するにあたり、まずはプロジェクトメンバー各々が持つ広がった価値観を共有し、川崎フロンターレの価値観として統一する必要がありました。そのため、「すべての人に知ってほしい、川崎フロンターレの価値観」をメンバー全員で話し合うところからプロジェクトをスタート。部署も役職も違うメンバー総勢21名で、弊社オリジナルの価値観探求ボードゲーム「THE KACHINKO」を実施。市民やサポーターとの交流など多くの実体験に基づくエピソードを共有しながら、「追求心・一体感・LOVE KAWASAKI・個性」という4つのキーワードを抽出しました。

この4つのキーワードは、川崎フロンターレが掲げるMVVのバリュー「Challenge・Togetherness・Hospitality・Entertainment」と一致しており、FOOTBALL TOGETHERに繋がっているという結果に。その後、川崎フロンターレの価値観をどう映像で表現するのかを7回以上のワークショップを積み重ねて映像の方向性をメンバー全員で検討しました。

撮影準備や試合当日の各所での撮影にもメンバーに参加していただき、メンバー自身で集めた素材とエレファントストーン側で集めた素材を組み合わせて編集会議を実施。編集会議では、「選手・スタッフだけでなく、もっとファン・サポーターやボランティア、市民を映していきたい」など、ファンやサポーターにもっとメッセージや想いを届けるためにはと意見を交わし、それらの意見をもとに追加撮影を行いながら、つながりや一体感を落とし込んだストーリーでFOOTBALL TOGETHERを表現する映像を目指しました。

最後にこの映像を関係者やファン・サポーターに届けるためにはどこに公開していくべきかまでメンバー全員で話し合い、最終的に新体制発表会見での初公開が決定。視聴者からは「温かいムービー」「フロサポとして自慢したくなりました」などの嬉しい反響が多く寄せられており、結果として川崎フロンターレの価値観を届けることができました。

すべての研修後、メンバーからは「各々の考えや想いをお互いに知ることができてとても良い機会になった。今後もっと会話を増やしていくべきだと再認識できました」などのコメントが上がっています。ROOTの“一緒に作り上げていく”過程を通して、川崎フロンターレにとって組織強化の第一歩を踏み出すきっかけにできたと実感しています。

本プロジェクトのドキュメンタリー映像も公開しています。

MEMBER’S
COMMENT

制作メンバーのコメント

鶴目 和孝

その他

総勢21名の社員様と8ヶ月にわたって一緒に映像づくりを行い、ワークショップを通じて楽しく映像制作をさせて頂きました。 フロンターレさんのチームカラーや、スローガン「FOOTBALL TOGETHER」とミッション「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」を表現できた映像になったのではないかと思っております。 制作過程の中で「FOOTBALL TOGETHER」と弊社が大事にしている言葉でもあるMVVのVALUEの「一緒になって楽しみながら、つい自慢したくなる映像を創る。」が本質的に同じことを指していて、フットボールクラブ運営も映像づくりも一方通行では決して良いものが生まれないということを今回の映像を作っていく過程のなかで痛感しました。 今回の映像づくりを通じて、愛してやまない川崎フロンターレというサッカークラブをより一層好きになりました。

プロデューサー

このプロジェクトは、21名の社員様一人ひとりと弊社との事前ヒアリングから始まり、映像完成に至るまで約8ヶ月に渡る長期映像制作となりました。川崎フロンターレ様らしさとは何か?を長期間考え抜いた結果、通常の映像制作では得られない、参加社員様にとっても、弊社にとっても、制作過程における新しい発見や学びがあり、想いが込められた映像になったかと思います。 制作初期のTHE KACHINKOでフロンターレ様の価値観を発掘するフェーズでは、参加社員様は完成する映像が全く想像できず、手探りで不安な部分が多く見えたのをよく覚えています。個人的にも完成する映像の形は朧げで、参加社員様の考えや想いを引き出そうともがいていました。 しかし、世代や部署も違う21名が話し合った末に掘り起こされた4つのキーワードには、トップダウンではなく、他者の意見にも耳を傾けて、ご自身たちで掴んだ言葉への納得感は大いにあったかと思います。言葉を元にシナリオ化した後の撮影では、社内外関係なく、皆さまに快くお受けいただきました。この4つのキーワード(価値観)は、現場や周囲に根付いたものである言葉に間違いのないことを実感できた瞬間です。 公開後、YouTubeやTwitterコメントでの反響にはポジティブな声が寄せられており、参加社員様の想いが伝わっていると感じられました。普段、私たちも完成した映像をお客様にお見せする時はいつもドキドキしますが、参加社員様も同様だったと思います。その公開前の不安が解消されて参加社員様の自信に繋がり、『映像に込めている想いをもっと広めていきたい』という気持ちに繋がっていれば嬉しいです。このようにダイレクトに反響を受けることも映像の醍醐味で、想いが伝わる過程を制作者として感じ得る特別な経験でした。 改めて撮影にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

嶺 隼樹

ディレクター

自分は川崎フロンターレというクラブに対する前提知識がほとんど無いところからディレクターとして関わり始めました。 まず試合をスタジアムに観に行き始めて、フロンターレが発信する様々なコンテンツに触れていくうちに、いちサポーターとしてこのクラブを好きになっていきました(気付けば一緒に試合に行った妻も立派なサポーターに…)。 とはいえフロンターレ歴が浅い自分がこのクラブの歴史や本質を本当に表現できるのか?葛藤はありましたが、だからこそ客観的に見えてくるものもあります。長い研修を通して形が現れてきた、このクラブの本質みたいなものを、完成作で表現できたのではないかと思います。

CLIENT

株式会社川崎フロンターレ 様

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TYPE
ブランディング
SERVICE
ROOT
SCHEDULE
6ヶ月以上
INDUSTRY
スポーツ
TECHNIQUE
実写